Upmood-Japan blog

感情を可視化する事で社会を創造するUpmood!

快−不快という感情価(valence)

快−不快という感情価(valence)については、評価の軸であり、比較的わかりやすいと思います。
扁桃体の覚醒状態をUpmoodで把握する事が出来るこの世の中。
しかし、覚醒−非覚醒とはどのような軸でしょうか。心理学的な覚醒の意味は、「 中枢神経系の興奮が増大し注意が喚起された意識の状態」となっています。しかし、意識や覚醒は、いまだに心理学上の構成概念であり、物理量ははっきりしていません。
扁桃体から、視床下部に対しては交感神経系の重要な活性化信号を、視床網様体核に対しては反射亢進の信号を、三叉神経と顔面神経には恐怖の表情表現の信号を、腹側被蓋野、青斑核と外背側被蓋核にはドーパミンノルアドレナリン、アドレナリンの放出の信号が出されています。
いずれにしても(扁桃体)の覚醒が、私達の感情を司っているのには変わりはありませんので、この脳内物質のコントロール(認知)が出来れば快適な状態を保てるわけです。